個人の人生も、 経営である
松下幸之助が直接語りかける 人生で大切なことの中で
個人の人生も、 経営である ということを述べられています。
松下幸之助は経営の神様として有名ですが、
会社だけを経営することのみを考えていたのではなく、
個人の人生も 経営をすべきだと主張しています。
普通は個人の生活が個人自身の経営だという風に考える場合は少ないと思います 。
早く言えば経営というものは、 会社・ 商店であるとかあるいは 団体であるとか色々な公共体であるとかそういうものの運営はこれを経営 と言います。
そして、個人自身の生活というものを考えてみると経営ということはあまり言わない。
それを、私は経営と言うてみたい。
「あんた自身の経営はどうやっているんや」と。
「私はこういうようにやって こうやっているんだ。」と。
そうしてみると自分の独立性というものが、はっきりわかるようになると思うんですね
経営である以上は経営は独立的でなければいけない。
自主的、 自主独立でなければいけないとこういうように思うんですね。
お互い 個人としてもそういう 独立自主の精神というものを確立しなければならんですね。
その確立した 独立性を持った人々が相寄って、さらに協力し合って より高いものを見出していこうということでなければならない。
ところが 現在の社会はそういう点もないとは言いませんが、
多く 他に依存して自分もよくやろうというような傾向が強いと思うんですね 。
自分が独立的な、まだ自覚も何もない状態においてですね、人を助けるということも実際はできない。
また、そういう 独立性をなくして他に依存して自分が生きていこうというような考え方、これも私はやはり感心しないと思うんですね。
だから日本国民が大人になった人はですね、全部一人前として自ら 個人というものを経営て、
そこに自主独立性というものをつかんで、そして活動していく その活動の上に立って、
他に協力を求めることは許されると、こう私は考えたいと思うんですね。
ところが 全ての人と申してはお叱りを被るかも分かりませんが、ほとんど多くの人 、
あるい一つの会社、商店にいたしましても、必ず他に依存するということが、さも当然のごく、国民は何をするにしても、
国が何かするだろう、国が助けてくれるだろう、国が協力してくれるだろう、と全部、国に依存している。
自分がうまくいかん場合は、環境が悪いんだ。
国の政治が悪いんだと全部、原因を他に求めて、そして物を判断しようとしている嫌いがありす。
これは非常に私は独立国家の独立する国民として、いささかどうかと思うんであります。
こういう考え方をですね、 さらに だんだん日本国民が持っていけば、
やはり日本の国民はだんだんと弱体化していくんやないかというように感じがいたします。
このように、
松下幸之助氏は人間の行う活動を全て経営と捉えていました。
個人の生活、人生も、 家庭生活も一つの経営であり、他に依存することなく
自独立の意識を持ってこれに取り組むことが大切だと訴えています。
生きがいある人生、より良い社会を実現するために、大変有益な考え方ではないでしょうか。
2024.03.10 (日) 花里 一馬












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