36.アマポーラ Ⅱ~1984年 沢田研二、日本版グラムロック?~

前回に続き、アマポーラを紹介します。

1984年 沢田研二ことジュリーが紅白で歌っています。ピンクの衣装を着ても、男性で似合うのはジュリーくらいでしょうか? とても素敵です。

湯川れい子が英詞に日本語詞を添えて「AMAPOLA」として発表し、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の国内向け予告編でBGMとして使用されました。

その映画の中の打たれるシーンなどをイメージするために打たれて流血している演出となっています。

アマポ-ラ

見つめつづけて来た

遠い歳月心を焦がして

アマポ-ラ

清らかな天使

くちびるに指さえ触れすに

アマポ-ラ

哀しすきた恋よ

求めても面影遥か

アマポ-ラ

アマポ-ラ

今日も夢路に踊るよ

アマポ-ラ

哀しすきた恋よ

求めても面影遥か

アマポ-ラ

アマポ-ラ

今日も夢路に踊るよ

湯川れい子は、どの様な人物でしょうか?

1936年、東京都出身。

59年、ジャズ専門誌「スイングジャーナル」への投稿が評判を呼び、ジャズ評論家としてデビュー。

17年間にわたって続いた「全米トップ40」(旧ラジオ関東・現ラジオ日本)を始めとするラジオのDJ、評論、解説なで、国内外の音楽シーンを紹介し続けている。

また訳詞、作詞、翻訳家としても幅広く活躍された人です。

グラムロックとは?

グラムロック(glam rock)主にイギリスで1960年代後半から流行した、ロックのジャンル。由来は、魅惑的であることを意味する英語の”glamorous”から来ている。

化粧をし派手なコスチュームを着たミュージシャンによる、ある種の退廃美を漂わせたロック。

1960年代末期、ヒッピームーブメントが消息するなか、フォーク音楽に反発するかのようにロックに電子音を取り入れ、グラムロックを確立したT・レックスと言うバンドが始まりです。

ヴォーカルのマーク・ボランは中性的なルックスとアイメイクを施し、過剰なステージパフォーマンスでスターダムとなりました。
 
ボランと親交が深かったデヴィッド・ボウイも彼に影響されて、互いをライバル視しながらグラムロック界を牽引。その中性的なセクシュアリティと派手な衣装、独自の哲学に基づいた生き方がありました。

MARC BOLAN AND T.REX/ACROSS THE AIRWAVES

DAVID BOWIE / Aladdin Sane

沢田研二も「THE ALFEE」の高見沢俊彦も、ルーツは、“グラムロック”だと思います。

中世的で、不思議な魅惑がある音楽の世界感を広げました。

ロック音楽において、多大な影響力と存在感がありました。

2024.12.08 日曜日 花里 一馬