24.脳年齢が測定できる・・・閉眼片足立ちテスト

① その内容とは?

目を閉じてしまうと人間の視覚センサーは効かなくなり、足裏の筋肉や全身の関節のセンサーから送られて来る情報だけを脳が処理して平衡感覚を保とうとします。

脳が老化してしまうと情報処理が素早く出来ず、バランスを崩して片足立ちが直ぐ終わるわってしまいます。

脳の処理時間により脳年齢が測定出来るという訳です。

一昔前のパソコンの処理能力が遅いのと同じです。

加齢すると平衡感覚の処理に時間がかかり、モタモタしている内にバランスを失って長い時間立てないという理由です。

② 平均値

目を閉じた状態での片足立ち時間(国立長寿医療研究センターによる年代別平均値)

・平均 58・8秒 → 脳年齢 30 代    

・平均 32・9秒 → 脳年齢 40 代

・平均 23・7秒 → 脳年齢 50 代

・平均9・4秒 → 脳年齢 60 代  

・平均4・5秒 → 脳年齢 70 代

・平均2・9秒 → 脳年齢 80 代

③ 本当の身体のバランス感覚=脳の状態

 平衡感覚は、目を開けているときは視覚野でバランスを取ろうとします。

その視覚野を完全に遮断すると、視覚情報ではなく「本当の身体のバランス感覚」で立とうとします。

この「本当の身体のバランス感覚」が脳の状態と比例している のです。

目を開けたまま片足立ちをした場合は長くできる人でも、目を閉じたとたんにできなくなる人がいます。

こういう人は、残念ながら老人脳が進んでいます。

④  これからのトレーニング

 目を閉じて 30 秒以上片足で立っていられなくても、 30 秒以上立てるようにトレーニングをしていくことで、

脳を鍛えることができます。

トレーニングは、次の方法をくり返しやっていくことです。

目を閉じても 30 秒以上立てるようになるまで、毎日何回かトレーニングをします。

すると、だんだん慣れていき、片足で立てる時間が長くなっていきます。

これは、コーディネーション運動のひとつ、脳にいい運動になります。

⑤ コーディネーション運動とは

 運動学的な五感と言われる

知覚

聴覚

平衡感覚

皮膚感覚

筋感覚

など感覚受容器からの情報をスムーズに収集し、運動効果器に指令を出す、

一連の運動プロセスを制御する能力と言われています。

コーディネーション運動とは、脳の指令を筋肉に伝える働きをする「神経系」に働きかけ、それを鍛える運動のことです。 周りの状況を判断し、頭で思った通りに、自分の体をスムーズに動かすことのできる能力を養う運動になります。

人生100年時代、ボケないで脳年齢を若く保ちたい。

トレーニング方法のご紹介させていただきました。

2024.06.22 土 花里 一馬